色鮮やかで、甘くて辛くて酸っぱくて、スパイスやハーブの香りと発酵食の独特な匂いなど、
五感を揺さぶる刺激がいっぱいのタイ料理は、
初めての味でもどこか「懐かしさ」が見え隠れして、心と体を内側から元気づけてくれます。
そんな魅力的で美味しいタイのご飯を作る調理道具は、一見、日本の私たちに馴染みのないものも。でも、実際使ってみると、思った以上にマッチしたり便利になるものもあるんです。
2012年から始めたモモコ先生を招いてのタイ料理教室主催をきっかけに、
料理教室に集まる生徒さんたちの声を聞きながら、私たち自身も日常の台所で取り入れたりして
タイ料理以外でも、私たち日本人にとって実用的で使いやすい調理道具もないものか?と試してきました。
そして「これなら!」と行きついたラフエイジアがおすすめする、選りすぐりのタイの調理道具をご紹介いたします。
皆さんの日々のご飯やタイ料理に役立つアイデアやヒントになればうれしいです。
もっと自分らしいスタイルで「作る」「食べる」を楽しみましょう!
ラフエイジアがイチオシ、そしてタイの調理道具で一番の人気アイテム
タイの石うす「クロックヒン」
それは使って納得、テクニック要らずの調理道具!
石の硬さと重さで あっという間に食材を叩き潰します。
叩き潰すことで食材の香りが立ち、何度も叩くことで粘りのある食材の持ち味も引き出します。
ラフエイジアのオリジナルの「Krok Hin(クロックヒン)」を制作して販売しています。
「Krok Hin(クロックヒン)」について、もっと知りたい!という方は
→ラフエイジアのオリジナル「Krok Hin(クロックヒン)」できました。
定番サイズ、ミニサイズ、角型の3サイズ。
|ラフエイジアの「Krok Hin(クロックヒン)」 ミニ|
「ソムタム」専用の木うす「クロックソムタム」。
使い方は、野菜や食材と調味料を入れ、木の棒と臼(うす)で叩きながら混ぜて、味をなじませます。
軽くてどこでも持ち出せて、割れない木製がおすすめです。
野菜や果物、調味料だけの料理なので、使った後は洗って風通しの良いところや天日干しでOKとお手入れも簡単です。
*内側は無垢でコーティングされていません。そしてラフエイジアだけの国内加工も。
→商品のお取扱いについて「木製クロック」
その相棒には、底までとどいて 下から全体をすくってかき混ぜられる長さの「ZEBRAのライスレードル」がおすすめ!
木うす「クロックソムタム」のサイズとジャストフィット。
ステンレス製が丈夫だと、屋台のおばちゃんも愛用しています。
そして、ソムタムの主役の青パパイヤを千切りするのが「ソムタムピーラー」
タイの人たちみたいに包丁一本で上手にトントントンとささがき(千切り)にするのは、とても至難の業
不慣れな私たちには、テクニック不要のこの「ソムタムピーラー」が一番!
目新しい鮮やかなカラートーンが揃う、タイ製のホーロー鍋シリーズ。
その中でも特に人気は「青」の両手鍋。
一般的には食欲が落ちるともいわれる「青」ですが、鍋の内側が清潔感のある「白」のため、野菜やハーブなど食材の色が分かりやすく
鮮やかな食材の多いタイ料理とコントラストがはっきりして、料理の仕上がりがくっきりと際立ち、テーブルにもよく映えます
お味噌汁やシチュー、サラダボウルとしても、
テーブルへ出して、大皿やお鍋としても使いたくなります
片手鍋のミルクパンは、ミルクたっぷりのカフェオレやチャイ、一人分のスープづくりや温めなおし、インスタントラーメン、離乳食づくりなど
また、熱伝導が早く、内側が白いホーロー鍋は揚げあがりがよく分かるので、揚げ物用としても持ってこいです
両手鍋は、家族分の天ぷらや唐揚げ、
片手鍋は、野菜の素揚げや お弁当のおかずなどのちょっとした揚げ物に
ホーロー鍋は、一日の食事のいろんなシーンで活躍します
*もしも色移りや焦げつきで困ったら!
→商品のお取扱いについて「ホーロー製品」
丸鶏やスペアリブなど、タイの屋台や食堂の料理人が骨付きの肉のかたまりをドスンドスンと叩いて切る光景をよく見かけますよね
肉類だけでなく、束ねた葉野菜をザクザク切ったり、太い根菜もドスンと真っ二つに!
さらには、薄いそぎ切りまでも ほとんどこの包丁一本で仕事をこなすあの姿に、憧れちゃったりしませんか?
なぜ、この大きな包丁を使うのか?実際に使ってみると、タイの人たちの気持ちがすごくわかります
それは、重さから生まれる音、リズム感、切れ味もぜんぶ「気持ちいい!」
ラフエイジアで販売するサイズは、刃渡り17cm、幅8cm。
女性でも扱いやすいよう重さ280gで、日本の台所に大きすぎないものをチョイスしました。
標準サイズの包丁ラックやスタンドにはサイズオーバーですが、この包丁には「フック穴」が付いているのが特徴です。
日々の調理道具の中でも包丁は必須のアイテム。
フック穴を活用して、さっと取れる場所に頻度の高い道具と一緒に吊り下げておくと、スムーズで毎日気持ちよく立てるキッチンづくりに役立ちそうですね。
刀身はステンレス素材です。研ぎやすく錆びにくい素材なので長く使えるのが利点です。
使い終わりは風通しのよいところで乾燥させてください。
タイ料理らしさを出すには、ちょっとした「あしらい(飾り)」も重要なポイント
飾り切りがお皿の端っこにあるだけで?、装飾好きなタイらしさを演出できます
野菜や果物のカービングができなくても
◎焼きめし(カオパット)のあしらいキュウリ、
◎マッサマンカレーのじゃがいも、
◎ナンプリックと食べる野菜(人参やかぼちゃ)の飾り切り
このナイフ一本で、簡単にギザギザ模様が作れます
またソムタム用の千切り(ささがき)にも使えるので、ほんとにタイ料理にはもってこい!
見た目もワンランクアップしますよ!
タイ料理の他に、
◎ポテトフライのじゃがいも
◎ゆでたまご、かぼちゃなど野菜の飾り切り、
◎チーズやかまぼこを波切り
波型になるだけで、お皿の中やお弁当も華やかになりますね
お豆腐は断面を波型にすることで、箸でつかみやすく、醤油やタレも絡みやすくなり
鍋料理では煮くずれしにくくなります
こんにゃく、ゆで蛸なども調味料が絡みやすくなるので、和え物やサラダにおすすめです
包丁を変えて食材の断面を波型にすることで、見た目が良くなるだけでなく
食材の味も染みやすくなり、美味しく変わるという利点があるのも嬉しいですね。
タイのお店や屋台で使われているのは、ほとんどがこの底が深くて丸いフライパン。
代表的なタイ料理のタイカレー、パッタイ、ガパオ炒めをはじめ、
揚げ物、炒め物、炒め麺やご飯 小人数分のトムヤムクンなら ぜんぶこのフライパンで作ります。
一般家庭でもタイ料理を作るには深型が一番良いという声が多いです。
なぜなら、このタイの深型フライパン”ガタ”は熱の通りが早く時短できるため、
タイ料理で大切なハーブや食材の香りや風味を残せるように、短時間でさっと炒められるからだそう。
そして、タイ風オムレツや目玉焼きもこのフライパンが一番!
ジュワジュワっと揚げ焼きすれば、まわりがカリっとしたあの形状で美味しく仕上がります。
炒める時のコツは、真ん中の深いところに集まる油や調味料を下からすくい上げるように混ぜながら炒めること。
油や水(煮汁)は少し多めで調理するとくっつきにくくなります。
タイ料理の炒め油は、初めて見た時はびっくりしてしまったぐらいたっぷりの量で驚かされましたが、油の旨みもタイ料理の美味しさの一つ。
深さがあるので炒め煮するにも最適です。
さらに、このフライパンを使いこなす助っ人にZEBRAの「半月型ターナー」がおすすめ。
大きなフライパンに菜箸や木べらでは短すぎて手が熱くなってしまうため、このぐらい柄が長い方がバランスも良くて強火でも安全に調理できます。
下から大きく全体をすくって返すことができ、また金属どうしが当たって出る「カン、カン」という音は屋台店主になったような気分にしてくれます。
このフライパン、実はお手入れも楽チン!
日本のフライパンと比べて大きいですが、持ってみるととっても軽く、洗うのも楽!焼き付け不要で洗って乾かすだけ
タイでも鉄やステンレス素材のものも使われていますが、軽くてお手入れに手間がかからないのが日常的に使うのに大切なポイントですね。
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