<改>クロックヒンについて
ラフエイジア オリジナル「Krok Hin(クロックヒン)」
〜タイの職人技と日本の暮らしを結びつけるもの〜
1. 職人の手から生まれるタイの伝統的な調理道具
「Krok Hin(クロックヒン)」は、タイで古くから愛され続けている伝統的な石製のうす(すり鉢)です。
古来より受け継がれてきた道具には、人々の知恵と、確かな作り手の技術が込められています。 このクロックヒンもまさにその一つ。今なおプロの料理人から家庭まで、タイ料理には欠かせない道具として使われ続けています。
私たちのクロックヒンは、タイの職人が天然の石から一つひとつ丁寧に切削し、研磨することで生まれた、
正真正銘のハンドメイド製品です。 岩からの掘削後、そのほとんどの工程が手作業で進められます。中には女性の職人による貴重な作業もあり、一つひとつに職人の熟練の技と心が息づいています。
そして、この伝統的な道具が、実は日本の私たちの暮らしにも驚くほど溶け込み、料理をより一層楽しく、美味しくしてくれる
「良い道具」なのです。
2. デザインと機能性へのこだわり
ラフエイジアのオリジナル「Krok Hin」は、伝統を大切にしつつ、日本のキッチンでより快適にお使いいただけるよう、徹底的に
「使いやすさ」を追求し、改良を重ねました。
【デザインコンセプト:無垢石の美しさ】
グラナイト(花崗岩)の無骨ながらも美しい石の印象を活かし、従来の塗装は一切行わず、
無垢石のまま丹念に研磨しています。これにより、
きめ細やかで優しく滑らかな手触りと、天然石の色や模様の美しさを引き出しました。モダンでシンプルな佇まいは、キッチンに「飾っておきたくなる」ようなスタイリッシュな雰囲気を醸し出しています。
【機能性への飽くなき追求】
日々使い込んでいただくために、料理教室のお客様やユーザーの皆様、そしてスタッフ自身の経験から得た「生の声」をヒントに、細部にまで工夫を凝らした形状へと進化させました。

工夫点1:
持ち上げやすい「鉢の縁(エッジ)」は、重い鉢(クロック)を安全に持ち運べるよう、縁にわずか
5mmの引っ掛かり(エッジ)を設けました。長年の経験から、このわずかなエッジがあるだけで、滑らず格段に持ち上げやすいという結果に至りました。

工夫点2:
軽量化と容量アップの両立本体の鉢を
可能な限り薄く削り、従来型と比較して本体を約1kg軽量化しつつ、容量は約100ml増となりました。

工夫点3:
掴みやすく、転がらない「楕円形のサーク(棒)」通常丸い断面が多い棒(サーク)のグリップ部分を楕円形にシェイプしました。
これにより、調理中に手が滑りにくく掴みやすいだけでなく、一時的に作業を中断する際にまな板などで転がることがなくなり、鉢の上に安定して置いてひと休みもできるようになりました。この発想には、60年以上クロックヒンを取り扱うタイのオーナー様も「オーホォー!考えることが、日本人らしいね」と感心されたほどです。

3. 「Krok krok」の音色と五感で楽しむ料理時間
タイ語で「Krok(クロック)」は石を叩いたときの音。タイでは、石や食材がぶつかり合う「krok krok(クロック クロック)」という音が心地よければ、その人はお料理上手だとされています。
ハーブやスパイスが弾ける香り、耳に心地よい音を聞きながら、素材がだんだんと美味しく出来上がっていく時間は、まさに
至福のひとときです。
食材が潰れ混ざり合う様子、手に伝わる感触、香りの立ち上り……クロックヒンは、料理するわたし達の
五感を刺激し、料理の楽しさを最大限に引き出してくれる魅力的な道具です。きめ細やかにも、粗くワイルドにも、作る人の手の加減と気分で、その日その時だけの特別な風味や食感を生み出せます。
4. 「すり鉢」以上に何役もこなす、驚きの活用法
クロックヒンはすり鉢と異なり「すり目」がないため、
洗いやすく衛生的です。石の重さと硬さで
「叩く」「割る」「砕く」「潰す」「擂(す)る」がこれ一つで可能。現地タイではタイカレーペーストやディップソース作りに使われるように、日本の私たちの食生活でも、その使い道は無限に広がります。
【日本の暮らしでの活用例】
| 活用シーン |
具体的な調理例 |
| 土台の香り |
ニンニク、ショウガを水っぽくならず繊維も残さずきれいなペーストに。 |
| 和の風味 |
ごま、紫蘇、山椒などをすりたてで、和え物やドレッシングに。 |
| 世界の料理 |
野菜や豆を潰し、ワカモレ、フムス、ジェノベーゼソースに。 |
| 自家製ナッツバター |
ピーナッツ、アーモンド、カシューナッツなど、好きなナッツで濃厚に。 |
| オリジナル調味料 |
好みのスパイス調合、マサラやカレーペースト、ハーブと塩を潰して自家製ハーブ塩に。 |
| 食感や持ち味を引き出す |
挽き肉や魚のすり身を叩き、つなぎなしでねばりのあるハンバーグやつくねに。 |
| その他 |
岩塩や砂糖をサラサラのパウダーに。サーク(棒)で砕いてロックアイスをクラッシュアイスに。 |
スパイスやハーブの調理だけでなく、これ一つで日々の料理の下ごしらえまでこなします。
5. 関連商品のご紹介
用途やデザインに合わせて、さらに便利にお使いいただけるラインナップをご用意しています。
【小さいサイズのクロックヒン】

少量だけのゴマやスパイス、
スパイス塩づくりに便利です。

定番サイズの中に「クロックinクロック」で収納も可能。定番サイズのヘルプ役として揃えておくと大変重宝します。
【角型のクロックヒン】

タイ料理研究家モモコ先生デザイン。白い花崗岩で作られており、「キッチンの棚に置いてシンプルで美しく魅せる」、「本棚のブックエンドとしても収まりが良い」というコンセプトのもと、すっきりとした角型デザインに仕上げました。
◆タイ料理研究家モモコ先生(Instagram)
【専用スパイスキット「クロックスパイス」】
クロックヒンをすぐに楽しみたい方へ。厳選された
専用スパイスキットです。
《クロックスパイス「梅クミン」》
ご飯に、から揚げ、焼き肉、パスタに、野菜のお浸しまで。
何でもふりかけたくなる、スパイスふりかけ!
これ一つで、味がしっかり決まります。


《クロックスパイス「スパイスフルーツティー」》
スパイスとフルーツを砕いて、香りが弾ける紅茶キット。
ストレートで食事やデザートに。ミルクと砂糖でチャイ風もGOOD!


6.クロックヒンを試せるワークショップ
月に一度、クロックヒンを使ったお料理ワークショップを、大阪・北浜にて開催しています。
スパイスやタイ料理だけでなく、
さまざまな料理に幅広く使えること、
スパイスやハーブの香りがしっかり引き出せればあとは塩だけでも美味しくなること、叩くすり潰すの
原始的なことが新鮮で楽しいと感じられること、など。
クロックヒンの良さを知って、日々の料理に活用していただきたいと思っています。
初心者の方も、購入をご検討中の方も、すでに活用されている方も、日々の料理に活用する楽しさ、クロックヒンでの「手作り」ならではの美味しさを体験にいらしてください。
|ラフエイジアが主催するワークショップの特徴|
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・少人数(1クラス5名程度)
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・お1人につき1個のクロックヒンをご用意。ご自身の手でじっくり体験できます。
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・ラフエイジアの定番クロックヒンからめずらしいかたちまでいろいろなクロックヒンを試せます
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・講師やリピーターさんと、クロックヒンや料理の情報交換も楽しめます。
▼まずは試してみたいという方に。月に一度、クロックヒンを使ったワークショップを開催しています。
7.クロックヒンのこと、さらに詳しく知ってください。
8.タイ伝統柄のオリジナルパッケージでお届けします

『Krok krok』の心地よい音、五感で作るワクワク、新しい発見、自由な発想。クロックヒンは、日々の台所から
ポジティブで美味しく、豊かな時間を生み出します。あなただけの
クリエイティブな料理をお楽しみください。
9.[お客様からのレビュー]
ご購入いただいた皆さまのコメント(過去モデル)
『 材料を混ぜると捏ねるが一度にできるので、作業がラク!そして、楽しい! 』
『 生姜とニンニクを潰している時に一番恩恵を感じます。今までそれらを苦労してすりおろしていた時代があったなんて… 』
『 ウソみたいに簡単に潰せて、何より手入れがとても楽です。 』
『 綺麗な作りのしっかりとしたもので、とても使いやすいです。 』
『 石臼は買って正解でしたね!出番が多いので台所の床の隅に置いています。 』
『 使いやすい石臼が手に入ってうれしいです。 』
『 クロックヒンを買おうと思いましたが持ち帰るには重過ぎて断念・・・そしてラフエイジアさんにたどりつきました。 』
『 自分でごまをすったり、蕎麦のみ実を擦ったりして楽しんでます。 』
『 存在感があってアクセントになってます。 』
『 すり鉢で代用してたけど、やはりこれは使いやすい。重いけどこの重さで安定してつぶせるので益々活用して料理出来そう。 』
『 使ってみたら、驚くほどの使いやすさ!これは使ってみないとわからないですね。 』
『 洗うのもとても楽で便利です。見た目もシンプルで素敵です。 』
『 ずっと欲しかったクロックヒン、やっと手に入りました。 』
『 にんにくを潰す、ゴマを擦る、鷹の爪を潰す、叩ききゅうり、インゲンの和え物など、手加減次第で本当に重宝する調理道具です。 』
『 とてもいい物を手に出来て大満足です。 』
『 普通のすり鉢で、今ひとつうまく潰せなかったホールのスパイスが、簡単に潰せて、メンテも楽なので、エスニック系の料理を作るのが、楽しくなります。 』